倉敷ダムから銃弾やドラム缶…米軍由来か

デージナトーン!飲み水が…。

倉敷ダムの湖底から小銃弾479発、鉛弾159発、ドラム缶二つが見つかり取水が停止されているとの新聞報道にショックを受けている。

この倉敷ダムは、本県の中南部7市町村に水道水を供給している北谷浄水場の水源ともなっているからだ。

私の住んでいる沖縄市の飲料水のほとんどが、この倉敷ダムからの取水でまかなわれている。

われわれ沖縄市民が毎日口にしている飲料水が、銃弾やドラム缶が漬かっているとなると飲んだ瞬間「ペッ!」と吐き出したくなる。

それと同時に、これまでこのような水を安心・安全な飲料水として飲まされていたのかと思うと腹が立ってくる。

この報道で、銃弾以上に気になるのが二つのドラム缶である。

すでに中身がなくなって調査不可能とのことだが、有機フッ素化合物ではないかと心配である。

なぜかというと、2013年に嘉手納基地跡地の沖縄市サッカー場の地中から80個以上のドラム缶が見つかり、環境基準を超えるダイオキシンが検出されたことがあるからである。

今回のドラム缶は、現場が嘉手納弾薬庫だったことから、米軍使用の可能性が高いと私は推測する。

県企業局や防衛局には、早急に倉敷ダム全体の調査をお願いしたい。

特にドラム缶についてはしっかりと調査し、市民・県民の不安を払拭してほしい。嘉手納の米軍基地も、沖縄市から水を買って飲料水等に使用しているのだから安心はできないはずだ。結果的に、米軍も一蓮托生なのだ。